パパさんの切り絵…
漫画ベースの原画だと1日か2日で仕上げられるようになり…
今度は有名な墨絵師の御歌頭（okazu)さんが描かれている
めっちゃくちゃカッコイイ武将シリーズが始まる。




細かい文字を切り抜き始めた。



なんかもう凄いことになってきた（笑）

さすがに1,2日では完成しない難易度になってきたけど
彼は諦めず黙々と毎日切っている。



細かい線を切るのがかなり上手くなってきたので
今度は漫画「ワンピース」のシーンを
とても細かい線まで表して切り始める。



これは「NARUTO」

またまた「ONE PIECE」

もはやこれが全部「繋がっている線」だということを
目で追って確かめることも困難なレベルになってきた。


うちにはパパが買ってきた漫画本がたくさんあるんだけど
今気がついた…全部集英社じゃん！！！
ちなみに私は「なかよし」ではなく「りぼん」派でした（笑）
凄いな集英社！

で最後に最新作（笑）
「ONE PIECE」より

この絵を切るのは二回目なんだ。
前回の日記にも載せた、背景が黄色のこれを
細かい描写までいれて新たに切ったの巻なのだ↓


いやはや…
凄い集中力である。
このパパの「切り絵職人化」している様子をみていて思い出した。

私が高校生とか大学生だった頃
「職人の嫁」に憧れていたことを（笑）

例えば陶芸家だったとして…
寡黙に毎日作品作りに没頭する夫に…
そっとお茶を出し…家のことをそつなくこなし
夫を陰ながら見守りつつ支える妻…
そんな夫婦の形に憧れていたのだ！
ああ…恥かしい…今と真逆ではないか！！

通勤電車に揺られ
都会の荒波の中に突撃し
生活の基盤を守ってくれているパパさんのおかげで
私は今家で手仕事をしつつ
子供たちのそばに居られるのだ。
手仕事に必要な道具や本がどんなに増えても
イベントが近づいたりオーダーが集中してしまって
家事を後回しにして作っていても
文句など言わずに、自由にさせてくれている。
見守られているのは私の方である。

陰ながらどころか
思いっきりガッツリ支えてくれているのだ！

ということで、「職人の妻」ではなく
「職人が妻」の現実なのであった。

そして…ふと思う。
パパさんがオリジナルの絵で切り絵を作り出して
売れるようになってきて…
私ももっと作家として力をつけてきて…
それで生計を立てられて、
アトリエ兼住居の広い庭つき一戸建てに住めたら
すんごい理想的じゃーん！！

…という新たな妄想理想の夫婦の形が
最近頭をよぎるのでありました。


おしまい♪









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